強力な組織を作るには・・・

人生の先輩からとても為になる話を聞いた。それは、強力な組織を作るには、どうしたらよいか?と言うことである。要点となることをこれから、述べていこうと思う。

人は、一人で生きていくのは、大変なことである。まれに一人で何でも出来る人がいるが、ほとんどの人は、一人でできることは限られてしまう。それで、チームで動くことの必要性が取りざたされる。

チームプレイをする前に、認識しておかなければならないことがある。それは、一人一人を肯定することから始まる。人は、長所と短所がある。時々、間違える人がいるが、短所を直せば良いと、考える人だ。長所と短所は、裏表の関係にあり、表裏一体であるから、その人が出来ない短所を正そうとすることは無理が来る。短所を直そうとすれば、長所も目立たなくなるのだ。

具体的な例を示してみよう。短気な人がいる。しかし、その人は、決断力が早く、行動力があることが多い。つまり、短気さを直そうとすると、決断力、行動力までなくしてしまうのである。表裏一体とは、このことである。

組織の作り方を知っている人は、その辺りが上手である。チーム力のあるサッカーチームや、ラグビーチームは、一人の人がボールを持って突進している時に、それをサポートする人が必ずフォローに入る。それを、それを相互に行っているのである。

つまり、結論から言えば、各人の長所を伸ばして、弱点は、他の人がフォローすると言う関係を作ることである。

そのためには、監督の立場にいる人は、その人の長所と短所を見極め、常に、その人の長所を伸ばすように心がけることである。監督には、洞察力が求められる。そして、各人の短所は、チームの中の他の人がフォローするようにしていくのである。

そうした組織を作れば強い。各人の役割分担が出来て、弱点はチーム力で補うのである。そうした、会社組織を持てるようになれば、生産性が上がるだろう。

なるほど!

2018年9月25日

月夜に・・・

今年の十五夜は、9月24日である。十五夜は秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事で、「中秋の名月」と呼ばれている。旧暦では7月~9月が秋にあたり、初秋は台風や長雨が続くが、仲秋は秋晴れも多く空が澄んで月が美しく見える。日本では、中国から伝わった月見を取り入れ、平安貴族が月見の宴を催して風雅を楽しむようになったとされている。

また、「十三夜」と呼ばれる習慣がある。それは、旧暦9月13日のお月見のことで、旧暦8月15日の十五夜のあとに巡ってくる十三夜をさしている。2018年の十三夜は、10月21日(日)である。

十三夜は十五夜に次いで美しい月だといわれており、昔からとても大事にされている。どちらか一方しか月見をしないことを「片見月」「片月見」といい、縁起が悪いとも言われるらしい。

また、「十五夜」のお月見が中国伝来なのに対し、「十三夜」は日本で生まれた風習だといわれており、栗や豆の収穫祝いでもあるため、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれる。お月見をする際は、月見だんご(13個または3個)、すすき、栗や豆などの収穫物を供えて楽しむものだそうだ。

もう一つ、「十日夜(とおかんや)」とは、旧暦10月10日に行われていた収穫祭のことをさしている。2018年の十日夜は、11月17日(土)です。ただ、十日夜は、稲刈りを終え田の神様を見送る行事でお月見がメインではないため、月齢に関係なく新暦の11月10日に実施する地方もある。

十日夜には、田の神様の化身とされているかかしにお供えものをしたり、かかしと一緒にお月見をしたりする「かかしあげ」の風習がある。また、わらを束ねた「わら鉄砲」や「わらづと」で子どもたちが地面を叩いて作物を荒らすモグラなどを追い払い、土地の神様を励ますなど、地域によってさまざまな行事があるようだ。

このように、月に関する風習は、日本人の生活に欠かせないものとなっていた。

日本人の心を取り戻すために、もう一度、夜空の「月」を眺めてみませんか?

2018年9月22日

”話す”と言うことについて・・・

「気持ちを話す」と言うのは、人にとって非常に大切なことである。いろいろとストレスを抱える現代社会で自分の信頼する人に心を打ち明けることは、ストレス解消になる。確かに、心のうちにあることを話すことは大切なことである。

人に相談することが苦手な人でも、神様やご先祖様に祈る人もいるだろう。神、仏に話しかけることによって、自分のうちにあるもやもやを解消する人もいるだろう。

要は、”話す”と言うことは、”離す”、”放つ”、と言うことにつながっているような気がしてならないのである。

日本語というものは、不思議なもので、言葉自体に力を持っている。だから、”話す”と言う言葉が、その人のストレスを開放し、悩みや苦しみから離してくれるのだ。”話す”と言う行為は、その人のエネルギーを外に放出しているのである。

だからこそ、自分が出しているエネルギーが、人のためになっているかどうか、絶えずチェックしておくことが必要だろう。

あの人といると心が和む、とか、あの人といると、温かい優しい気持ちになれるという人がいる。その人の出しているエネルギーがそうさせているのだろう。

そうであれば、私たち各人が、周りの人にどんな影響をもたらしているのか、考えてみることが出来るだろう。

”話す”と言う言葉を考えた時に、日本語の不思議さ、素晴らしさについて、考えてみた・・・

2018年9月17日

季節の変わり目

9月に入って、急速に気候が変化している。8月までは、毎日30度以上の暑い日々が続いていた。しかしながら、9月に入って、急速に変化が起きている。10度以上気温が低下して、9月14日現在、めっきり秋らしくなってきた。本当に、驚くほどの季節の変化である。

二十四節季と言う言葉を聞いたことがあるだろうか?一年の暦を二十四の区分に分けて、季節の移り変わり目を示したものである。まもなく、9月も秋分の日を迎えようとしている。太陽の昼間と夜間がちょうど12時間ずつ分かれる日であり、毎年9月23日くらいになる。この秋分の日を過ぎると、一気に冬に向かって、季節が移り変わっていく。

 秋の日は釣瓶(つるべ)落としともいわれている。秋分の日を超えると、日がどんどん短くなっていく実感がする 。1年の終わりがあっという間に、来てしまう感じである。

この時期に、あなたは何を感じるだろうか?熊本の祭りで、藤崎宮の秋の例大祭が開かれる。この祭りが終わると、急速に秋の景色で彩られるようになる。

この時期、あなたは何を実感するだろうか?一年の終わりが早いなーと感じるか?・・・もう一年が過ぎようとしている。今年一年、何をしてきたのだろうか?何を成し遂げたのだろうか?

ただ、毎日のあわただしさの中で生活するのであれば、歳を重ねるだけの人生で終わってしまう。しかし、この時期に、よくよく考えて頂きたいのは、自分が、何のために生きて来たのか?どうなりたいのか?なりたい自分の目標は、何なのか?そのあたりを、しっかりと考えなければ、もったいない人生になってしまうだろう。

秋の月を眺めながら、自分と向き合ってみることはよいことである。中秋の名月を愛でながら、鈴虫やコウロギの鳴く中、昔の人たちは、お酒を交わしたり、団子を食べながら、自分の人生について考えたのだろう。

現代の私たちは、そうした風情のある環境にはないかもしれないが、季節の移り変わりが早い中、自分を見つめなおすのがよいのかもしれない。

2018年9月14日

一富士二鷹三茄子

昨日、江の電に乗った。息子とふたり、弥次喜多道中になったのだが、当初一日券を買って、あちこち散策してみるつもりだったのだが、実際は、鎌倉から江ノ島までの往復になってしまった。さすがに、八月の夏休み最後の週末とあって、家族連れでごった返して、ゆっくり車窓から景色を見ている暇はない。しかたがないので、江ノ島で降りて、江ノ島神社に参拝に行くことにした。

江の電を降りて、歩き始める。昼間の12時だいだから、暑い!くそ暑いのだ!はー、たまらんなー、このくそ暑さは!と、私が言うと、じゃあ、バスに乗って、江の島神社に行こうというので、はぁはぁ言いながら、バス停に行った。あれっ、もう出たあとだよ!と、時刻表を見ながら、次は40分も先だぞ、どうする?なんて、話をしていたらバスがやって来た!えっ、遅れてたんか?そのバスは、教習車となっていたので、新人さんが運転をしていたのである。あー、だから、遅れてきたのか!納得!ということで、江ノ島まで、バスで移動する!

途中、海岸沿いを見たがら、サーフィンをしている人や泳いでいる人などを沢山みながら、江ノ島に着く。暑いので、かき氷でもたべたいのだが、ここでたべると、あとが持たない!そう考えながら、江ノ島の山頂を目指す。しかし、ここからが、弥次喜多道中なのだ。息子が参道とは反対側の東側の道を行こうと言うので、老いては子に従えと言うことわざがあるから、狭い路地裏みたいなところを進んでいった。おい、こりゃ、山の上まで行けるんか?うーん、行けると思うよ!と、親子の会話、昭和の町並みのような木造の家ばかりの路地裏を紆余曲折しながら、階段を何度も登っていく。

江ノ島神社に登って、参拝を済ませると、頂上の展望所で景色を眺める。なかなかの景色で太平洋の向こうまで海が続いているのがわかる。そうした中、結構人が並んでいる所があったので聞いてみた。すると たこせんべい なるものが売ってある。その場でタコを焼いてせんべいにするのである。
タコせんべい
けっこう美味しかった!

小一時間ほどしたので、下山しかけた時のことである。空に鷹が旋回しながら飛んでいるのであるカッコいい!力強い羽ばたきで迫力がある!息子と一緒に来ていたので、感心しきりだった!
夕方スパに入って、プールで楽しんだりしたあと、展望レストランで食事をした時のことである。ウェイトレスが来て窓のブラインドをあげた。どうしたのかな?と思っていると、夕日が富士山にかかって沈んでいく様子を眺めるように促すのだ!

キレイな夕日だなーと、思っていると、
そう言えば、富士山と、鷹、 あっ!あと、なすびが揃えば、幸運の印が三つ揃うぞ! ということで、そのあとが大変!
帰るまでにナスビ探しである!ナスビ、ナスビ、ナスビ、なすびはどこだ!と、辺りをキョロキョロしながら帰ったのである。
なすび
おかげで、ホテルに着く前にナスビの入った漬け物を買って帰ることができた!
きっと、良いことがあるぞ!

一富士二鷹三茄子

2018年9月3日