挨拶について

 最近、あいさつの大切さを教えられている。それは、私が、倫理法人会なる組織に属するようになったからだ。一週間に一度、朝5時から朝礼をし、あいさつのトレーニングを受けている。相手より先に挨拶をすることが、大切らしい。

 かつて、元NHKアナウンサーの鈴木健二氏が書いた本の中で、あいさつとは、自分の心を開いて、相手に向かい、相手の心を開くことだ、と言われたことがある。確かにそのとおりであるが、それが出来ない人が多い。そうした人は、色々と言い訳をするが、結局自分自身の問題だと思う。自分の問題だと認識する人は、必ず変化していく。

 自分が会長としてかかわっている株式会社オオタの朝礼の時に、あいさつについて話をしたことがある。自分から挨拶をすることは、プライベートモードから仕事モードに切り替えることに必要だと話したことがある。自分から積極的に挨拶の言葉をかけると、仕事モードへとチィンジするために自分を切り替えていることになる、と話した。

 自分から積極的に、あいさつをすることを心がければ、物事が開けていくような気がする。

 熊本市の白山通りに、琴平神社と言う神社がある。以前ある人から話を聞いた中で、琴平神社は、物事が開ける神様が祭ってあると言うことだそうだ。では、物事が開けるように、自分からの挨拶を心がけていこうと思う。

2023年7月31日

会社組織の在り方

熊本県の会社組織は、圧倒的に個人事業主が多いと聞く。へぇー、そうなのか?と、思っていたら、あることに気が付いた。個人事業主は、一人でなんでもやっていかなければならないんだと。経理も税務も営業も何でもかんでもやらなければならない。そうすると、なかなか事業主は、事業を拡大することが難しい。得意分野と苦手な分野が出てくるからである。

では、どうすればよいのだろうか?

前回お話をしたように、目的、目標、手段と言った分野で経営陣は、役割分担をすればどうだろうか?経営陣は、そのことをわきまえて、ある役員が現場でのやり方や手段を教えることをし、別の役員が、毎月の目標を強調し、さらに別の役員が会社の理念を強調し、従業員の考えを会社の理念と共有できるように助けて、会社が一体となって、進んでいくことが出来るようにする。と言うのが、望ましいのである。

そうした役割を分担して、経営陣が物事に取り組んでいくと、この会社は、若い人がすぐにやめていく、と言うような嘆きの言葉を聞くことがないようにできるであろう。

若い人たちが、簡単に会社を辞めていくことを当たり前と思わないで、若い人々とコミュニケーションを取って、事業を進めていくことが望ましい。

私が見てきた中では、熊本県塗装組合が、そうした組織を作っている。組織の理事の中には、〇埼さん、〇合さん、〇下さんらの重鎮がいて、それぞれ個性が違っているが、そうした中心になる人たちが、よく話し合って、物事を決めている。しっかりした組合組織が出来ているのである。

また、手前味噌で申し訳ないが、株式会社オオタも、社長、常務、会長がそれぞれの役割を果たしながら、会社の定例会の時などに、それぞれの立場で社員に情報をもたらしている。そう、手段や目標、目的を伝えているのである。そうすることによって、会社全体は、一致して、進めることが出来るぢょうになっている。決して、個人事業主には、できないことだ。

どうか、これから組織を作っていく人たちは、参考にしてほしいものだ。

2023年7月5日

目的と目標と手段

目的と目標と手段、この3つはどのように違うのであろうか?

目的とは、物事を行う理由であり、〇〇のためにという、一番大切な部分である。一方、目標は、その目的に達するための里程標である、と言える。目標は数値化できるのに対して、目的は、数値化が出来ない。例えば、会社の目的として、生産性を高め、社員の幸福な生活に資する。ということを掲げたとしよう。その目的を達成するために、目標値を掲げるのである。経営者と従業員とのコミュニケーションで大切なことは、この目的を共有することである。生産性を高め、社員の幸福な生活に資する、と言う目的があるならば、経営者だけの理念でなく、従業員も同じような理念を持って仕事をすべきである。考えを共有するということである。そうであればこそ、ただ、現場に来て、時間から時間だけいたら給料をもらえる、と言う社員はその会社には必要ないと思う。

目標については、会社の理念とマッチして設定してゆき、会社として、また個人として、その目標が、モチベーションが上がるようにしなければならない。やる気を起こして、仕事に向かえるようにする、と言うことが大切なのだが、これも会社の理念とマッチしていることが必要である。

次に、目標を設定したのなら、今度は、手段を考えなくてはならない。自分の仕事に対するやり方、段取り、道具、などを見つめなおして、より効果的な方法を見つけ出し、自分の仕事に対して、自信を持って取り組んでいくことが必要であろう。あなたは、ハワイへ行くのにどんな手段を使いますか?と、聞かれたとしよう。たいていの人は、飛行機や、大型の船に乗って行きます。と、答えるだろう。間違っても、「いかだ」を漕いでハワイを目指すと言う人はいないだろう。昔は、左官の職人たちは、砂とセメントを用いて、モルタルを作り、壁を塗っていた。大体、10ミリくらいの厚さで仕上げていた。しかし、今では、現場では、薄塗工法で施工することが多くなり、1ミリ~3ミリで仕上げる場合が多い。現場の90%は、薄塗工法である。階段の段々や、外部巾木などは、いまだにモルタル工法が使われているが、たいていは、薄塗工法である。こうした変化は、使う道具も変わってくる。昔と変わっているのである。時代の変化に応じて、やり方を変え、生産性を上げながら、仕事をしていくのである。

以上、目的と、目標と、手段について述べてきた。次回は、この3つを自覚することと、会社組織の在り方について取り上げていこうと思う。

2023年7月4日

コミュニケーションのあり方

人とのコミュニケーションの取り方が苦手な人がいる。
「人と話すのは、苦手で、特に大勢の人の前では、緊張して自分が何を言っているのかわからなくなってしまう」と言う人も珍しくない。
特に、若い人の中で、人前で話すのは苦手だ、という人は少なくないだろう。

そうした場合では、どうすればよいのであろうか?

人には、物事を見る「ものさし」というものがある。それは、他の人も同じように「ものさし」を持っているということである。みんな一人一人持っているものだ。自分のものさしばかりで物事を進めようとすると、トラブルが生じる。それが、けんかに発展したり、ひどい場合は、殴り合いに発展することもある。

自分の「ものさし」と相手の「ものさし」が随分違っているのなら、相手の「ものさし」つまり考え方に耳を傾けることである。同意できる点は、相槌を打ち、そうでない場合は、保留にしておくことだ。決して否定したり、物事を正したりしないほうが良い。ようは、「聞き上手は話し上手」なのである。

こうした技術を持っていると、誰とでもコミュニケーションを取っていくことが出来る。

会社の経営者であれば、若い人や最近会社に入った人と話をする場合、会社の理念にそぐわない若い人と話をする場合もある。その時に、上から目線でしかりつけたりしないで、良い考えを持っているならその点をほめ、会社の目的とその若い人の考えを共有していくことが大切になってくる。

会社が発展するためには、会社の理念、例えば、生産性を向上させ、社員の生活を豊かにするということが掲げられているとする。そうした理念が末端の社員にも浸透するように努力しなければならない。その会社にいる目的を経営陣と社員が共有するという考えが必要なのである。そうしたことを心がける会社は、若い人が会社を辞めていくことを、最小限にすることが出来るだろう。

若い人が、会社に入っても直ぐに辞めていく、という経営者の方は、もう一度、コミュニケーションの取り方と、会社の理念がどれほど若い人に浸透しているのかを考えてほしいものだ。

2023年7月3日