るろうに剣心

アニメの中で、「るろうに剣心」が好きだと言うと、批判めいたことを語る人がいる。
「だいたい、年を取ったおっさんが、アニメなど好きだなんて言うな」と、説教されるのである。

しかし、「そうですね」と、受け答えしながらも、『麻生大臣も少年ジャンプを読んでるじゃないか?熊本県庁にもワンピースのルフィの銅像が建ってるんじゃないか?』と心の中でつぶやく自分がいる。

じゃぁ、なぜ『るろうに剣心』なのかと言えば、『るろう』と言う言葉が好きなのかもしれない。グーグルでググってみると、るろうとは、「住むところを定めずに、さまよい歩くこと。」類語には、放浪、漂白、流離と言う言葉がある。

昔から放浪の旅にあこがれていて、画家の山下清氏の生き方にも共鳴していた時期があった。私の親せきの中にも、画家がおり、今、フランスに居を構えている。森本健一と言い、若いころから可愛がってもらったことがある。私が40代のころ、健一おじさんがやってきて、「一緒にフランスに行かんね?」と誘われたこともある。

当時、私は家族を持っていたこともあり、お断りさせていただいたのだが、この健一おじさん、変わった方で、今から6~7年前に、カンヌ映画祭で特別賞などいただいている。関心ある方は、ググってみてください。

まぁ、変わったおじさんで、私なんか足元にも及ばないのだが、どこか似たようなところがあるのかもしれない。

話を戻そう。るろうに剣心の剣心は、逆刃刀と呼ばれるキレる刀と反対側を使って敵と戦う。つまり、相手を殺さないようにして、気絶させるだけである。つまり、相手を殺さず、悪を切っていくのである。そんなところに心が引かれているのかもしれない。私も、言葉を駆使してメッセージを伝える者として、このるろうに剣心の心意気に共鳴しているところがあるのかもしれない。言葉は、人を切ることもできるのだから…

2019年6月24日

建築業界の5、6月

建築業界では、5月から6月にかけて、安全衛生大会や総会が多い。大手のゼネコン(ゼネラルコンストラクターの略:総合請負業者のこと)の下で、ここ1年間の業績や安全衛生関係の表彰などがなされる。

毎年、同じような形式で開かれるが、たいてい大会が夕方にあり、6時過ぎから懇親会へと続いていく。

このことに漏れず、6月13日(木)に、穴吹工務店南九州支部会の総会が開かれた。穴吹工務店の社長も四国は高松から来られた。

穴吹工務店は、年間売り上げが500億の会社で、現在大京グループに属する。もっと大きく言えば、オリックスグループに大京も属している。オリックスは、2兆円を超える年間売り上げの会社だから、飲み込まれてしまいそうな感じである。

そうした中、穴吹工務店も独自性を保ちながら頑張っているようだ。

いろいろなゼネコンさんの下で我々は仕事をしている。㈱オオタも独自性を保ちながら、それらのゼネコンと上手に付き合っていきたいものだ。

2019年6月14日