強力な組織を作るには・・・

人生の先輩からとても為になる話を聞いた。それは、強力な組織を作るには、どうしたらよいか?と言うことである。要点となることをこれから、述べていこうと思う。

人は、一人で生きていくのは、大変なことである。まれに一人で何でも出来る人がいるが、ほとんどの人は、一人でできることは限られてしまう。それで、チームで動くことの必要性が取りざたされる。

チームプレイをする前に、認識しておかなければならないことがある。それは、一人一人を肯定することから始まる。人は、長所と短所がある。時々、間違える人がいるが、短所を直せば良いと、考える人だ。長所と短所は、裏表の関係にあり、表裏一体であるから、その人が出来ない短所を正そうとすることは無理が来る。短所を直そうとすれば、長所も目立たなくなるのだ。

具体的な例を示してみよう。短気な人がいる。しかし、その人は、決断力が早く、行動力があることが多い。つまり、短気さを直そうとすると、決断力、行動力までなくしてしまうのである。表裏一体とは、このことである。

組織の作り方を知っている人は、その辺りが上手である。チーム力のあるサッカーチームや、ラグビーチームは、一人の人がボールを持って突進している時に、それをサポートする人が必ずフォローに入る。それを、それを相互に行っているのである。

つまり、結論から言えば、各人の長所を伸ばして、弱点は、他の人がフォローすると言う関係を作ることである。

そのためには、監督の立場にいる人は、その人の長所と短所を見極め、常に、その人の長所を伸ばすように心がけることである。監督には、洞察力が求められる。そして、各人の短所は、チームの中の他の人がフォローするようにしていくのである。

そうした組織を作れば強い。各人の役割分担が出来て、弱点はチーム力で補うのである。そうした、会社組織を持てるようになれば、生産性が上がるだろう。

なるほど!

2018年9月25日