「コロナ対策」と言う言葉は、新型コロナが流行りだした今年2020年の2月、3月頃によく言われていた言葉だ。しかし、最近、あまり言われなくなったように思う。
新型コロナが流行りだした最初のころ、「マスクを着けよう」「手洗いとアルコール消毒をしよう」と、盛んに言われていた。しかし、最近は、「マスク着用」「手洗いとアルコール消毒」も当然のことであって、あえて言われることがナンセンスと言った風潮になってきた。「三蜜」も当然ながら注意を払っている。
世の中が、大きく変わり始めているのだな!と、感じる昨今である。つい、この間まで「東京オリンピック」の話があれだけ盛り上がっていたのが、ウソのようである。
人と人が接触する仕事が、非常に厳しくなっており、「食堂」「居酒屋」接待に用いる「クラブ」などは、壊滅的なダメージを受けているようだ。
こうした中で、世の中の仕事の仕方も随分と変わってきている。「テレワーク」と言う言葉が普通に用いられ、「ズーム」を使ったテレビ電話での会議は、当たり前のようになってきた。大規模な集会や、コンサートは鳴りを潜め、「ユーチューブ」を使った情報発信も盛んになってきている。
世の中がこれだけ変わっていく中で、第1次産業、第2次産業は、今のところ大きな影響を受けていない。
第1次産業とは、自然界に対してはたらきかけ,作物を作ったり,採取する産業のことを言い、 農業,林業,漁業などが当てはまる。 第2次産業は、自然界からとったりした物を使って加工する産業で,工業や建設業などが当てはまる。
株式会社オオタの場合、この第2次産業にあたる建設業に当てはまるので、今のところ直接、コロナの被害を受けていない。しかし、会議を開くときに注意を払ったり、従業員の健康管理、体調維持を確認しながら、建設現場に送り出すようにしている。
ただ、世の中全体が、コロナの影響で不景気な状況になって行ったときに、少なからず影響を受けることも考えられるので、注意が必要だ。特に、来年あたりから、工事の受注に変化が出るということも考えておかなければならないだろう。
「先読み」と言うことが、今の時代に特に必要な要素ではなかろうか?
「建築」だから大丈夫だと、決して思わないことだ!