新入社員の心得

最近、弊社でも来年4月に入社してくる新人のために、採用試験会を実施した。会社の近くの会議室を使ってのものだった。採用予定が当初3名であったのに対して、7名が採用試験を受けた。親会社にも話をして、結局6名を採用することになった。その内訳は、男子3名、女子3名である。

左官の職人にどうして女子を?と、言われる方がいるかもしれない。しかしながら、世の中の流れは、変わってきているのである。左官自体も、以前と違って、重い材料をミキサーで練って、壁を塗るということばかりではない。以前は、セメントが40キログラムだったのが、今では、25キログラムになっているし、砂とセメントを混ぜて壁を塗るという仕事は、仕事全体の1割くらいでしかない。むしろ、薄塗工法と言って、ペースト状の材料を1ミリから3ミリに塗っていく工法が、左官の主流となっている。女子にも活躍の場が広がっているのである。さらに、最近では、お洒落なテナント関係では、内装を本格的な左官の材料を使って仕上げることも増えている。今後、㈱オオタでは、女子が活躍できる仕事場を提供していくことになるだろう。

今年は、コロナにあけてコロナに終わりそうな情勢だが、時代が変わりつつあることをしかと受け止めて、会社を経営していくことが必要だろう。新しく入社する人のために、役立つ書籍も出しているので、すべての方が読んでほしい。参考に、下記に記しておくので調べてほしい。手前味噌でゴメンなさい。

入社1年目で知っておくべき仕事を楽しくするエッセンス(著者:太田祐一)

2020年11月7日