オブジェ石膏手形

今回、施工させて頂いた支援学校の階段にある棚
オブジェとして展示する生徒さんの手形を
石膏で作ってほしいと相談を受け
作ってまいりました

生徒さんが紙粘土で作った手形に石膏を流し込み、手形をとるんですが、
紙粘土に石膏が引っ付いてうまく取り外せないんじゃないか?

思った通りでした!
試行錯誤を繰り返し、うまく取り外すことが出来ました

まず、紙粘土で作った型に、プラモデル等の仕上げで使用するクリア塗料をスプレーします



表面がツルツルになります
乾燥後、油を塗っていきます


石膏を練り、流し込んでいく


壁に飾るので、裏になる部分を平らに均します


石膏が完全に硬化したら、取り外します


完成


試験施工した時にはなかなか上手くいかず
洗剤や556等色々試しました

石膏練りも調理器具(量り、泡立て器、お玉、ビーカー)
を使用することで、とてもスムーズに練り混ぜ、製作することが出来ました

生徒さんの思い出にもなる手形作り、
お手伝いさせていただき、ありがとうございました。

2019年10月14日

セルフレベリング(流動モルタル)

事務所新築工事の現場です、
床モルタル塗りが午後からの工程となり、
夜中まで仕上がらないと思い、レベリングに変更

一発くんでの流動モルタル

まずは、しっかり掃除していきます


仕上げ墨を出していく
レベル、沓摺の確認、墨打ち

グリーンレーザーは見やすい



給水調整剤を塗布していきます
5倍液1回、3倍液1回

下地に吸い込ませていきます、ここ大事!!!
スラブからのエアー、ドライアウト防止、付着力アップ



塗り圧があったためワイヤーメッシュを敷き込み
当たりを出していきます



下地の準備ができました

プラントに依頼した配合のモルタルが到着
一発くんを混練り、指定配合モルタルに混入



フロー試験
フロー値に達しているか、時間と流動性を計ります

この仕事で最も重要なのはここです!!!!



規定通りのフロー値ならば
打設開始



墨、当たり、通りに打設
均し、タンピングを行い完了です

今後もスキルアップ・省力化・生産性を求めて
いろいろな施工法にチャレンジしていきます

2019年6月11日

CAFE カウンターモルタル仕上げ

caféテナント工事の現場です、
カウンターをモルタル金鏝で仕上げます、
室内なので天気も気にせず施工できました

まず、下地の確認


R面もラスカットをキレイに加工し、しっかりと固定されています

ラスカットジョイントにファイバーテープ、 R面にはメタルラス併用


下ごすりは軽量モルタルで行います
軽量の利点と、樹脂を混合することによって付着強度を高めます

下ごすり・仕上げ塗りとを一体化させるため 追っかけで仕上げ塗りを行います


クラック防止対策
メッシュを全面伏せ込みます

タイミングをみて定木擦り・木鏝・金鏝を行っていきます


少し時間を置き、再度金鏝で押さえていきます


室内での作業は、空調も入っていて、とても施工しやすかったです

左官工事は、天気、気温、湿度、他、あらゆる外部環境またセメントの比率、漆喰は、のりの分量、その他配合等により 仕上げるタイミングが変わってきます

左官工事のポイントはここです!!!
タイミングの見極め!!

簡単に見極めできるわけではありません、繰り返すことによって築く判断基準

キャリアを積み重ねてこそ到達できる領域なので、1つ1つの仕事をしっかりと施工していきます

2019年4月10日

床タイル300角四半張り

いも目地と四半目地をおり交ぜた施工
いも目地は通常のタイル張り、四半張りはタイルを45度回転させて張ります

まずは、モルタル下地・墨出しを行っていく


墨出し、再度チェック後張り付けていきます


四半張りはタイル加工時、角が飛ばないよう丁寧に切っていきます

目地詰め、完了

四半張り、イメージが変わります

タイル施工は、割り付け・切り物が特に大事ですね

2019年3月22日

清田邸なまこ壁・漆喰壁仕上

なまこ壁・漆喰壁仕上げ

熊本地震で被害をうけ、復旧工事を行う事となった、指定文化財清田邸

伝統的な左官仕上げが魅力的な建物でしたので、ベテランの技術が光る現場です

まずは下地施工


なまこ、軒先、破風部分の入隅、出隅は様々な鏝を使用し 下地造りを行っていきます

乾燥期間を経て、仕上げ塗りへ



下地同様、様々な鏝を使用し塗り上げていきます
軒先部分など、細かなところは自分たちで鏝を製作し より良い品質を求めて施工します



文明開化の音がする タイムスリップしたかのような風合い漂う外観
施工に加わった若手も、ワンアップ
職人技がより輝く現場でした

2018年12月5日

アプローチ透水舗装

透水舗装仕上げ

既存の玉砂利敷を撤去し、小石に樹脂を混ぜたもので施工していきます

どの施工でも掃除、下地処理は大事ですが、特に樹脂系の施工は、ほこり等嫌うので、入念に掃除、下地処理を行います


既存大理石は残すので、きちんと養生

樹脂を量り、均一になるよう練り混ぜ、塗り付けます


ゴロゴロして塗りにくいですが、きれいに敷き詰め、石の頭を揃えていきます


塗り付け後、養生撤去し完成です




固まるまでの数日、仮設の渡りを架け、後日撤去

樹脂で固めているので、小さな隙間から雨水は浸透し、透水舗装下にある排水溝へと流れていきます

雰囲気はそのままで、玉砂利が散らかるのをどうにかしたい、との依頼でしたので、満足いただけたかと思います

2018年8月12日

床洗い出し仕上げ 農のオーベルジュ【白金の森】

先日オープンした菊池にある
白金の森

農のオーベルジュとは、
農家がつくる、離れの宿と温泉があるレストランという意味とのことです。

今回の工事は
洗い出し仕上げ

セメントモルタルに色石などの骨材を入れて塗りつけ、
完全硬化する前にホースやブラシで水洗いして、石の頭を表す仕上げのことです。

まず塗り付けていく

洗い出し仕上げの難しいところは 石をしっかり敷詰めて塗りつけること ゴロゴロして塗りにくいです

塗り付け完了

タイミングみて、余分なアマを取り除き
あたまはり

追いかけで薬剤散布
空気を逃がしつつシートを貼ります

翌日
水洗い、玉石頭を出していきます

洗い出し完了

今回、大量に水が使用でき
冬季での施工
条件が良く、スムーズに施工を進めることができました

検査時には、お褒めの言葉をいただき、
職人として仕事をしていく事
お客様に喜んでいただける技術を磨く事
私たちが、何のために仕事をしているのか、あらためて実感しました

このような技術を次の世代へと継承させていきたいです

2018年4月20日

田吾作改修工事 トイレ改修工事第3弾

今回も鮮やかなタイルを使用しています

45二丁や100角など比較的わりつけしやすいタイルと違うので、
デザインを意識して割り付けていく


割り付け・墨出し完了
貼り付けていきます



入隅の細かい作業も丁寧に



張り付け完了
目地仕上げ



拭きあげて、施工完了です



2018年2月19日

「洗い出し」工法例

左官の施工法の中で、「洗い出し」というものがあります。

これは、床や壁に材料を塗り付け、表面が乾かないうちに水洗いして、小石を浮き出させたものですが、実際の現場に立ち会ったことがない人にとっては、いったい、何だろうか?と言うことになります。

今回、熊本市のある大学の体育館を施工した際、床の洗い出し施工例があったので、動画でのせました。特とご覧ください!

2018年1月30日

田吾作改修工事

広間の聚楽・漆喰仕上げ絵工事です

料亭ならではの和室を、
素材の持ち味を活かした塗り壁ならではの暖かい壁で、
どこか懐かしくも気品あるお部屋へ

まず下地をぬりつけていく

飾り・曲線部分は何度も何度も、納得いくまで調整塗りしていきます

下地完了、仕上げ塗りへ

施工完了
聚楽・漆喰壁

代々続く料亭に私たちの仕事が残っていく、
とてもやりがいがあります

歴史ある建築物は残していってもらいたいですね

2018年1月10日