神無月のころ

旧暦10月は、『神無月』と呼ばれる。この月のことがなぜ『神がいない月』と言われるかと言えば、日本中の神様が、出雲の地へ旅立つがゆえに、それぞれの土地の神様がいなくなるからだそうな。よって、出雲の地は、旧暦10月を『神有月』と呼ぶそうな。

日本中の神様が、この出雲の地に結集して会議を開くのだそうな。

『なんの会議を開いてるんだろうな?』

聞くところによると、これから誰を幸せにするか?ということを相計っているんだそうです・・・

『へぇー、神様って、そんな愛情深いの?』 『知らなかった・・・』

私は、素直にそう思ったのだが、疑い深い君は、『何を言ってるの?ばかばかしい』と返すでしょうか?

じゃぁ、お聞きしますが、神様が集まりあって、これから一年、日本のどこそこに台風や地震などの災害をもたらそう・・・なんて話し合っているならば、あなたは、神社に参拝したいですか?

物騒な話ですよね・・・それよりも、『誰かを幸せにすることを話し合っている』・・・と言うほうが、素敵じゃないですか?

神様を参拝したくなりますよね・・・あのぅ、私は別に、神社からの回し者ではありません。とりあえず・・・言っておきます。

もう、11月にはいります。11月は、旧暦だと『霜月』と呼ぶそうです。霜が降り始める月ですね。寒くなってきます。お体には気を付けましょう。

月霜より

 

2018年10月31日