一富士二鷹三茄子

昨日、江の電に乗った。息子とふたり、弥次喜多道中になったのだが、当初一日券を買って、あちこち散策してみるつもりだったのだが、実際は、鎌倉から江ノ島までの往復になってしまった。さすがに、八月の夏休み最後の週末とあって、家族連れでごった返して、ゆっくり車窓から景色を見ている暇はない。しかたがないので、江ノ島で降りて、江ノ島神社に参拝に行くことにした。

江の電を降りて、歩き始める。昼間の12時だいだから、暑い!くそ暑いのだ!はー、たまらんなー、このくそ暑さは!と、私が言うと、じゃあ、バスに乗って、江の島神社に行こうというので、はぁはぁ言いながら、バス停に行った。あれっ、もう出たあとだよ!と、時刻表を見ながら、次は40分も先だぞ、どうする?なんて、話をしていたらバスがやって来た!えっ、遅れてたんか?そのバスは、教習車となっていたので、新人さんが運転をしていたのである。あー、だから、遅れてきたのか!納得!ということで、江ノ島まで、バスで移動する!

途中、海岸沿いを見たがら、サーフィンをしている人や泳いでいる人などを沢山みながら、江ノ島に着く。暑いので、かき氷でもたべたいのだが、ここでたべると、あとが持たない!そう考えながら、江ノ島の山頂を目指す。しかし、ここからが、弥次喜多道中なのだ。息子が参道とは反対側の東側の道を行こうと言うので、老いては子に従えと言うことわざがあるから、狭い路地裏みたいなところを進んでいった。おい、こりゃ、山の上まで行けるんか?うーん、行けると思うよ!と、親子の会話、昭和の町並みのような木造の家ばかりの路地裏を紆余曲折しながら、階段を何度も登っていく。

江ノ島神社に登って、参拝を済ませると、頂上の展望所で景色を眺める。なかなかの景色で太平洋の向こうまで海が続いているのがわかる。そうした中、結構人が並んでいる所があったので聞いてみた。すると たこせんべい なるものが売ってある。その場でタコを焼いてせんべいにするのである。
タコせんべい
けっこう美味しかった!

小一時間ほどしたので、下山しかけた時のことである。空に鷹が旋回しながら飛んでいるのであるカッコいい!力強い羽ばたきで迫力がある!息子と一緒に来ていたので、感心しきりだった!
夕方スパに入って、プールで楽しんだりしたあと、展望レストランで食事をした時のことである。ウェイトレスが来て窓のブラインドをあげた。どうしたのかな?と思っていると、夕日が富士山にかかって沈んでいく様子を眺めるように促すのだ!

キレイな夕日だなーと、思っていると、
そう言えば、富士山と、鷹、 あっ!あと、なすびが揃えば、幸運の印が三つ揃うぞ! ということで、そのあとが大変!
帰るまでにナスビ探しである!ナスビ、ナスビ、ナスビ、なすびはどこだ!と、辺りをキョロキョロしながら帰ったのである。
なすび
おかげで、ホテルに着く前にナスビの入った漬け物を買って帰ることができた!
きっと、良いことがあるぞ!

一富士二鷹三茄子

2018年9月3日