牛乳に何を期待しますか?

最近、牛乳には栄養価が何も無いという人がいる。たんぱく質は、人間の栄養にならないし、カルシウムも吸収されないということらしい。一昔前まで栄養についての本には、牛乳を毎日一本は飲みましょう書かれていた。高度成長時代の団塊の世代の人達などは特にそうだ。牛乳をよく飲んだので背が伸びたと言う人もたくさんいたのに、あれは、いったい、何だったのだろうか?

牛乳にいったい、何を期待しているのだろうか?野菜の食物繊維などは、何も栄養が無いのに、胃腸の働きを良くすると言うことで重宝がられる。牛乳も人間のために栄養が無くとも、何かしら役に立っている点があるのではなかろうか?それを発見したら、人はまた、われもわれもと、牛乳を飲むのではなかろうか?

人間の知恵はいい加減なもので、人がこう言ったらこうで、ああ言ったらああで、。。。と言う具合にコロコロ変わる。特に、医師や教授など権威のある人が言うとややこしい。歯医者さんが言う、歯ブラシの使い方なども、過去、何回か変わってきた。

そんな、こんなで、人に期待ばかりして生きていると、ろくなことはない。自分がしっかりした考えを持ち、人に振り回されない生き方をしていけたらと思う。

そんなことを考えながらも、朝から、牛乳を飲んで一日を始める。

 

2018年7月25日