秋茜(あきあかね)をGoo辞書で調べてみると、次のように書かれている。
日本で最もよくみられるトンボ。体長約4センチ、黄褐色で、雄は成熟すると赤色になる。初夏に山地へ行き、秋になると平地に群れて帰る。あかとんぼ。
今朝、会社に来る前に比較的に広い空き地で赤とんぼが飛んでいるのをたくさん見た。夏の暑い時期に山のほうで生きていた赤とんぼが、平地に降りてきているのである。我々人間がまだまだ暑いと思っていても、自然界は季節に敏感で、いち早く秋の訪れを受け止めている。
8月が終わると、1年のうち、3分の2が過ぎたことになる。早いものである。
時間のたつのが早いと感じている人は、時間と共に、自分がどれほど成長しているのだろうか?と、考えてみると良い。時間は経過し、時代は流れていくのに、変わらない自分と、変わっていく自分があってよいのだと思う。
変わらない自分とは、自分が志を持って取り組んだ仕事や、成し遂げたいと思って頑張っている目標があることなど・・・かな?
変わっていく自分とは、我が強かった自分の性格が、人間関係の経験や技術の習得などで丸みを帯びていくことである。
角が立った石ころは、見方によっては、カッコいい。熊本弁で、むしゃんよか!というものだ。しかし、その石と接触するとケガをするのである。いつまでたっても、カッコばかり付けていては、接触する人がケガをする。男にしても女にしても、カッコばかりつけていては、周りに迷惑をかけていることがわからない人になってしまう。
逆に、丸みがある石は、近づいて接しても、けっして怪我はしない。むしろ、安心である。人間も年齢と共に、角が取れるようであってほしいものだ。