会社組織ということ

新入社員が入社して、ほぼ8か月になる。現場に出るようになって気づいてきていることだと思うが、会社組織にはそれぞれ特徴があると言うことだ。株式会社オオタにも特徴がある。それは、現場の職長が重要な役割を果たしている、と言うことだ。各現場の職長たちは、当社の役員でもある常務から指示を受け、現場監督と交渉したり、新人たちに仕事の役割を指導したりしながら自ら自分の仕事を行っている。また、現場の作業報告書まで作成して、常用請求までしている。職長次第で作業効率が変わったり、生産性があがったりする。

株式会社オオタでは、毎日、10か所ほどの現場があるので、それぞれの職長は、仕事をまとめて段取りを考えたりしながら、常務と連絡を取り合っている。現場にいて、そうした仕組みを新入社員は肌で感じていく。

会社の仕組みが分かってくると、自分の役割が見えてくる。そうなると、その役割を果たすことによって、チーム・オオタとして、成果を生み出していくことになる。仕事の生産性が上がって行けば、それは各人の給料へ反映していくのだ。

会社組織は、フォア―・ザ・社員でなければならないと思う。以前、高度成長時代とかは、フォア―・ザ・カスタマーの考えであった。顧客第一主義の時代であった。しかし、今は、社員第一主義の時代になっているように思う。社員が、幸せであり、生きがいを持って仕事を行っていけるかが、カギだと思う。

2023年11月13日