昨日、会社の帰りに無性にラーメンが食べたくなった。それで、車で簡単に止めることができるラーメン屋さんに入ることにした。そこのラーメン屋さんは以前から気になっていたところであるが、なぜか、お客さんが少ない。入口の表示では、美味しそうな感じがするのだが・・・
うーん、大丈夫だろうか??と、思いながら、その店に入ることにした。ほかにお客さんはいない。
思い切って、そのラーメン屋さんに入ってみると、メニューは、壁に書かれている表札を見てくれと、店主が言う。カウンターの反対側に座ったので、照明の関係で、メニューが見にくい。
なんとか、これは!と、思えるところで、チャーシューメンを頼んだ。
熊本ラーメンと言えば、太麺で、きくらげと、卵が入っている。しかもとんこつ味である。と、思っていたら、そこの麺は、細麺である。・・・恐る恐る、店主に聞いてみた。
「替え玉ありますかね?」
店主は、ニコニコしながら、
「はい、あります」
とのこと・・・うーん、博多ラーメンじゃないか!違うぞ!・・・そう、心の中で言いながら、替え玉を注文した。
博多ラーメンだったら、紅しょうがでしょ!・・・そう叫びながら(心の中で)、きくらげじゃないよ!・・・以前、博多に住んでいた奴が、・・・ラーメンにきくらげはない!って、力説していたのを思い出した。
きくらげにゆで卵、チャーシュー、ネギ、そして細麺、替え玉有り、が、そこのチューシュー麺だった。
これって、本格派熊本ラーメン???
はぁ、疲れた・・・
強い組織を作るために何が出来るか?と言うと、「多能工」の仕組みを考案したトヨタ自動車の大野耐一元副社長のことを考える。
大野氏は、紡織工場では女子工員が1人で数十台の織機を操作していたのに対して、当時の自動車生産の現場では工員1人が1台の工作機械しか扱っていないことを課題と考え、工作機械の“多台持ち”を発案、さらに1人が複数の異なる工程を受け持つ“多工持ち”化を進め、ここから多能工の概念が生まれたといわれている。
このやり方を他の会社でも当てはめることが出来るのか?例えば、事務職で会社の社長が求人をしたとする。面接に来た人が、①、一般事務しかできない人と、②、一般事務のほかにもパソコンで経理が出来るとなると、当然、②、の人を採用するだろう。私なら、絶対そうする。
実際、弊社の事務員の一人は、一般事務だけでなく、テレアポを取れたり、ホームページの内容を更新したり、新たに作ったり、イラストを作成したりできる。別の社員は、一般事務だけでなく、テレアポを取れたり、経理も勉強しながら出来るようになっている。
要は、一つしか出来ない人は、今の時代、会社として必要とされていないということである。特に中小企業の場合、基本となる仕事をしながら、他にもいろいろなことが出来る必要がある。
そのように自分に出来ることの枠を広げることによって、人は自尊心を高めることが出来る。そう、仕事にプライドを持って取り組むことが出来るのだ。そうすることによって、社内の各人が生き生きとして強い組織を構築していくことになる。仕事に関して、社内でいろいろな資格を取らせることも助けになるだろう。
単能工から多能工、そして、さらに一人屋台と言う考えもある。一人屋台と言うのは、一人で、すべての工程が出来るようになるということである。
こうした過程を踏んで構築すれば、強い組織を作っていくことになる。
話の仕方として、直接話法と間接話法というものがあります。
よくある例として、親の言うことをなかなか素直に聞けなくて、反発する人がいます。しかし、考えて欲しいのは、親の立場の人が、いつも直接話法で、「ああしなさい」「こうしてはダメよ」と言ってませんか?
一般的な人間関係の場合、それがたとえ恋人でも友人であっても、直接的に「やめなよ」といつも言われると自分を否定されたような気分になります。むしろ、自分の身近にある事例を取り上げたり、例えで話す事によって、話を伝えることが必要です。
ある程度人間関係ができていても、直球で言われると受け入れるのは難しいのです。こういった「第三者(他人)の例」を使って伝えてあげる方法を『第三者話法』と呼びます。
もしあなたが、直接話法ばかりで話をしているなら、上下関係を生み出しています。注意が必要です。相手の人は、あなたを快く思っていないか、嫌っています。親子で大喧嘩するのは、親が直接話法ばかりで話していることが多いからです。会社の上司の立場の人は、特に心がけることです。
ただ、こういった心理テクニックは上手く使えばそれなりに効果的なので、ポイントを外さないようにする必要があります。複雑なテクニックではないので、初心者でもすぐに使えて効果も分かり易いテクニックだと言えます。
ここで、第三者話法のポイントをお話します。
「自分に”近い人”が上手くいっている」→「だから自分も上手くいくだろう」と良いイメージをしてもらうこと。これが第三者話法の大切な点です。
おもちゃを買ってとギャーギャーとねだっている子供も買ったらすぐに飽きて、また次のおもちゃをねだり始めます。好きな女性に必死でアプローチして付き合ったのに3ヶ月くらいで冷めてしまった、という経験がある人も少なくないと思います。これは、頭の中でイメージしている時の方が人は楽しいからです。逆に言えば、「イメージさせれば、欲しくさせる事ができる」のです。
上記のような点を心がけて、相手に伝える場合、
1.相手と状況が似通っている例を出す
2.具体的に話す
3.イメージを描きやすい。
よって、普段から心がける点として、
〇 直接話法ではなく、間接話法を用いる
〇 具体的に本人に合った状況をイメージさせる
〇 普段から、文字を読んで考えるのでなく、イメージを描いて考える習慣を持つ
ということです。
以上の点、お役に立てばと思います。