“さとり” と言う言葉について

人生の悟りを得る・・・と言うと、とても大変なことのように思える。
確かに大変だろう。宗教家でもあるまいし・・・
と、思っていたら、ある人から“悟り”と言う言葉について次のように言われた。

“悟り”じゃなくて、“さとり”だよ。
人生の差を取るってことさ・・・
大人は子供にとって、経験を積んでいるから、大人が子供に話をするとなんでもわかっているように映ってしまう。
富士山の頂上まで登った人は、後から登ってきている人を見るときに、5合目にはこんなことがあったよね。8合目は、こんな気持ちで登っていたよね・・・と語ることが出来る。
その差なのさ・・・

なるほど・・・そうなんだ・・・
“さとり”って、人生の経験を積めば積むほど培えるものなんだ・・・
そう思うと、意外にわかりやすくなった・・・

先日、ある方の「メンタル・マネジメント」の講義を受けることが出来た。
初めて聞くことについては、目から鱗の状態・・・
でも知っていることについては、なるほど、なるほどと聞く・・・
やはり、自分の知らないことについて話があると、この人“悟っているな”と思ってしまう。
特に、その人が実際に人生に成功している人であればあるほど・・・すごいと思ってしまう。

でも、その人にとっては、成功は当たり前の事だと思う。
成功哲学について学ぶ、ということ自体、自分がまだまだ成功していないんだ・・・
朝起きて、服を着替えて食事をし、歯を磨いて・・・
なんて、特別な意識をしないでやっている。

そんな感じで、成功する考え方、成功するやり方をしていれば、きっと結果がついてくると思う。そんな人が増えてきて、誰もが成功するのが当たり前になったら、世の中が楽しくなるに違いない。

それからが本当の人生だ!

2016年11月28日

猫の手、孫の手

最近、背中が痒くなった時に、“孫の手”が欲しいと思うようになった。私はまだ、孫はいない。・・・いつもの通り、アマゾンに注文を起こした。なんと、当日発送で、値段も432円。送料もかからない。

便利になったものだ。以前なら“孫の手”が何処に売ってあるか、小売店を探して回らないといけなかった。どうしても小売店になければ、熊本なら水前寺や熊本城の観光お土産店にでも行かなければならない。

世の中の流通の仕組みが変わってきたのだ。パソコンが便利になったこともあるが、家に居ながら、全世界のものの買い物ができるようになった。今の時期、ボージョレーヌーボーもネットで買えるし、車だってネットで買えるのだ。

ちなみに、当社もネットで車を購入したことがある。ニッサンクリスピーという軽バンである。今年の7月に購入した。当時、熊本震災の後で、工事現場があちこちに発生していたので、車も数が足りなかったのである。

この軽バン、ネットで非常に安く手に入った。平成24年もので2年型落ちである。走行距離4万6千キロ、車両価格は46万円だった。タイヤを全部新品に換え、車検費用と手数料などを含めると、76万円ほどで手に入った。

驚いたことに、この車購入して任意保険に加入した時、なんと車両価格の評価が94万円であった。ビックリ(笑)

上記のように、今、工事部は“猫の手”を借りたいほど忙しいようである。工事課長に言わせると、一日一軒は、熊本震災復旧のために動いているそうな・・・

よく見てみると、“猫の手”も“孫の手”もよく似ている。

どちらも、工事現場には役に立ちそうでない・・・

2016年11月18日