ビートルズ的に生きてみないか

昔のことになるが、「どうしてビートルズは、あんなに世界中を熱狂させたのだろう?」と思ったことがある。

アルフィーの坂崎さんがユーチューブで載せていたのだが、ビートルズの魅力は、本当に深いらしい。

ア・ハード・デイズ・ナイトの最初の音は、いったい何のコードを使っているのだろう!

ミッシェルという曲の特に、ベースラインの進め方とか、普通ありえないコードの進め方だ。

ビートルズの曲の特徴は、最初の一音か、一節で、聞く人の心をぐっとつかみ、曲の途中で、ありえないコード進行をしたり、メロディと全く違ったベース進行している。

以前、「アビーロード」の中の曲で、「オーダーリング」のベースを練習したことがあるが、歌詞のメロディとは全く違ったベースのメロディを弾いていくのである。

私は、ポールマッカートニーは、精神分裂症か天才かのどちらかだと心から思った。
もちろん、天才でしょうけど・・・

歌詞は普通に歌いながら、曲の途中でありえないコード進行やベースラインを進めることで、人の心の中を掻き立てるのである。1960年代にビートルズのステージを見に行った女性たちの多くが、気も狂わんばかりにキャーキャー言って、失神したというのは、そういうことだったのか・・・と、今ではわかる。

だから、これからが本題だ。「ビートルズ的に生きてみないか」ということは、いったい何を意味するかだ・・・

ビートルズの曲の最初の一音、コード、一小節、これが、ぐっと人の心を掴むように、最初に発する言葉、第一印象がインパクトのあるものにすること・・・これがまず大事である。

初対面の人、仕事の面接、人前で話をするときなどが関係する。

そして、ビートルズは、普通にラブソングの歌詞を歌いながら、コード進行やベースラインで変わったやり方をしたように、自分が話すことや行動が普通に、ポーカーフェースでも、その中で自分独自の個性やこだわりを持っていれば良いのではないだろうか?自分の個性やこだわりが、チラッと見えればよいのである。

具体的にはどうかといえば、彼女を作るときなど、当てはめると良い。

「ビートルズ的に生きてみないか」・・・

2016年9月19日

リズムとコントロール

かつて、ヤンキーズのマー君は、星野監督にマー君に必要なのは、リズムとコントロールだ。そうすれば20勝以上稼げるぞ!と、言われたことがあります。実際、アドバイスを受けた翌年、24勝無敗を記録して、ヤンキーズへ行ったことは、ご存知でしょう。

 さてここで、質問です。これは、マー君だけに当てはまるアドバイスでしょうか?

 いいえ、実は、全ての人に当てはまるアドバイスなのです。

 自分の中で、仕事を組み立てているのならば、それがうまく運ぶように、リズム感を持って成し遂げていくことが必要です。そこに、コントロール=正確さですが、コントロールが加われば、ヒューマンエラーなど未然に防いで、良い結果を出すことができるのです。

 昨日、プロ野球の広島が巨人に勝って、セ・リーグを優勝した試合を見てました。そこで気づいたことは、広島は、リズムとコントリールを掴んで、自分たちの試合をしていました。しかし、逆に、巨人は、単純なエラーを何度が出して、試合のリズムを掴んでいませんでした。その結果が、6-4というスコアになったと私は見ています。

 特に、チームで仕事をすることには、リズムとコントロール(正確さ)を大切にして物事を成し遂げていきましょう。

2016年9月13日