日本と言う国は、どこまでお人好しな国なのか?
高齢者が増えたからと言って、「高齢者をいたわりましょう!」という、論調ばかりで、若者たちの声をどれだけ聞いているのだろうか?
“老人が説教のつもりで若者に嫌味を言ったところ… 若者が言い返した言葉に撃沈される! 公共の乗り物で、お年寄りに席を譲ろうという美徳は、 今の時代もう一昔前の時代の産物となってしまったのか? そんなことを考えさせる出来事があるブログで取り上げられていた。
次の文章をネットから拾ってきたので、参考にしてほしい。
ある休日の電車内。座席はほぼ埋まった状態。 立っている人がちらほら見受けられる程度でした。 投稿者さんの前に男性一人と女性二人が立っていました。 いずれも60代半ば過ぎ位と見受けられます。 私の向かい側座席の前には男性1人、女性2人のハイキング帰りらしい高齢者が立っていた。
私に背中を向けているから時たま見える横顔で判断するしかないが、60代半ばぐらいか。 彼らの目の前の座席には若者2人と50代ぐらいの女性1人が座っている。 若者は2人とも茶髪、1人はサングラスをしていた。 しばらくすると立っている高齢男性が、前に座っている若者たちに向けて 聞こえよがしに嫌味っぽいことを言い始めました。 投稿者さんもハッと前の様子に目を止めました。
「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」 「ちょっと前は罪悪感からか寝たふりをしたもんだが、最近じゃ寝たフリもしないからふてぶてしい」 かなり大きな声でした。 どうやら高齢男性は女性二人を座らせたくて若者に席を譲らせようと嫌味を言い始めたようです。
しかし、この後若者の一人が驚きの反論を始めました。
「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの?それっておかしくない? 遊んできたんだろ?こっちはこれから仕事に行くところなんだよ。 だいたいさぁ、俺みたいなヤツが土曜日も働いてあんたたちの年金を作ってやってるんだって 分かってる?俺があんたみたいなジジイになったら年金なんてもらえなくて、 優雅に山登りなんてやっていられないんだよ。とにかく座りたかったらシルバーシートに行けよ」
これは相当痛い所をついてきました。 高齢者グループは押し黙ったまま、次の駅で降りて行ってしまいました。 恐らく車両を乗り換えたのでしょう。 この話は2005年の頃だから12年も前のこと。 一見、傲慢な高齢者の小言に逆ギレした若者が正論で言い返しスカッとした話に聞こえます。
昔の高齢者は、年をとると、孫の面倒を見たり、町内のいざこざを解決したり、嫁のなり手がない独身の男性の相談にのったり、世話をしたり、それなりに忙しかったように思う。しかし、今の高齢者は、どれだけ周りの人のために時間を作っているのだろうか?昼間から優雅にカラオケに行ったり、ゲートボールをしたり、さも年金は自分たちで作ったかのように思っている。
そんな、老人を見るたびに、むかつく若者がいるのは致し方がないことだ。
しわ寄せは、若者たちに来ているのに・・・
「最近の若いもんは・・・話にならん・・・」と言ってる高齢者の皆さま、
どうぞ、よく考えてくださいな・・・