ジョンレノンの命日

1980年12月8日22時50分、スタジオ作業を終えたレノンとヨーコの乗ったリムジンがアパートの前に到着した。2人が車から降りた時、その場に待ち構えていたマーク・チャップマンが暗闇から「レノン?」と呼び止めると同時に拳銃を両手で構え5発を発射、4発がレノンの胸、背中、腕に命中し、彼は「撃たれた! (I’m shot!)」と2度叫びアパートの入り口に数歩進んで倒れた。警備員は直ちに911番に電話し、セントラル・パークの警察署から警官が数分で到着した。

ウキペディアによると、ジョンレノンの死の状況は上記のようであった。

昨日、12月8日に、街へ繰り出して、たまたま三年坂のホコ天を通った際に、ジョンレノンの追悼のライブが行われていた。演奏をするのは、まだ20代の若者で、ジョンレノンを自分の師だと語っていた。その彼が、ジョンレノンの歌を歌っていたのだが、お世辞にもあまり上手ではなかったが、一生懸命歌っているのが印象的であった。聴衆は、20人くらい、年代的には、60代~70代の人も多くいた。もう30年以上も前の事だからである。時代が確実に変わっていっているのを感じさせた。

ジョンレノンの死を考えるときに、ジョンがホワイトアルバムの中に載せた「ハッピーネス・イズ・ア・ウォームガン」と言う曲を思い出す。幸せは、温かい銃からもたらされるという意味か?・・・なにか、皮肉な感じを受ける・・・

足早にその演奏をちらっと見ながら、通り過ぎる人も少なくない。年末のあわただしさの中、そのライブは一服の清涼剤を飲んだような感じだった。

私もジョンレノンの曲をよく聞いたものだが、そういえば、4年前にポールマッカートニーがロンドンオリンピックのオープニングセレモニーに出演して、「ヘイジュードー」を歌ったのを思い出した。ポールも現役の時と違って、声はかれていたなー・・・そう、思いながら、時代の変遷を感じた・・・

時代は、変わっていくのだ・・・来年は、2017年・・・

2016年12月9日