…動物たちの笑い…新人のための会議2

ミスをしたときどうしたらよいか

 さぁ新人に役立つ会議の2回目です。今回は、失敗をしたときどうすべきか動物立ち全員で考えてみました。

 前回に比べ、最初から活発に意見が出てきました。みんな、自身の新人時代をあらかじめ振り返って会議に参加できたようです。幾つかの意見を取り上げますね。

 「ミスを発見した時点で、いち早く報告し助けを求める」
 「ミスの種類や度合いによって対応が異なるけれど、新人だけでは判断できない。相談役と呼べる直属の上司や先輩にまず報告相談して、それからさらに上の報告をしたほうが良い」
 「ミスへの対応は会社によっても様々であるので勝手な対応をするのではなく、職場に適合することも求められる」
 「あくまでも『仕事』と割り切ることによって余裕を生み、冷静になって対応できることもある」
 「仕事に慣れてきたら、自分にできる範囲・裁量で自ら対応することも大切。『ミスが発生しましたが、○○で処理しました』という報告も大切になってくる」
 ミスをきちんと報告する環境づくりの大切さについても意見が交わされました。

 澄んだ川の動物代表:「医療現場では、とにかくミスは迅速に報告されなければいけません。でも、誰でもミスを報告するのには勇気がいります。怒られると萎縮して隠蔽してしまう可能性もあります。だから、ミスの報告があったら、まず報告したことを褒めるんです」

 サバンナ代表:「ミスが起きたとき、厳しく責め立てるだけの職場環境だと、離職率の上昇にもつながりやすく、結果人財確保が難しくなることもあるんだぞう・・・」

 日本の北の国代表:「ミスを他の人に責任転嫁するような職場だと、雰囲気も悪くなるし、ミスへの対応も進みません。ミスを認めて、速やかに対応に切り替えるほうが雰囲気も良くなるし、結果的にミス報告がしやすい職場環境になって行きますね。コンコン・・・」

 前回同様に、「新社会人向けのアドバイスになるように」と会議の目的を明確にし、「ミスをしたとき」という具体的な状況を設定し事前に周知しました。おかげで、参加者はシチュエーションをイメージし、考えを導き出し、具体的な意見を準備することができました。短時間でも意義のある活気ある会議を持つことができたのです。

まだまだ、いろんな会議を開けそうですね!・・・イェーイ!

2018年3月5日