
左官道具の紹介
こちらのページでは、左官道具について紹介しています。
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▶▶木舞屋(こまいや)について◀◀
煉瓦・タイル職について
明治にはいると都市の洋風化をめざして、煉瓦積の建物が多く作られ、横浜では、鶴見川沿岸にいくつかの煉瓦を焼く工場が立てられました。煉瓦積職人の多くは左官から分かれました。しかし、関東大震災で煉瓦積の建物のほとんどが倒壊し、以後、煉瓦積に代って耐震性のある鉄筋コンクリート造の建物が増えていきました。一方、明治後期からタイルがでまわり、煉瓦職人のなかには、震災を機にタイル職人に変わっていくものもいました。
木舞屋(こまいや)について
竹を利用して壁の下地を作る職人を木舞屋といいます。最初、木舞は左官が掻いていましたが、明治20年頃、横浜では専業の木舞屋があらわれました。高級な木舞は真竹で作り、一般の木舞は女竹が用いられ、伊豆大島、伊豆下田周辺、房総の竹が横浜に運ばれました。
昭和3、40年代にはいると壁の構造が単純化され、木舞屋は激減しました。
竹を利用して壁の下地を作る職人を木舞屋といいます。最初、木舞は左官が掻いていましたが、明治20年頃、横浜では専業の木舞屋があらわれました。高級な木舞は真竹で作り、一般の木舞は女竹が用いられ、伊豆大島、伊豆下田周辺、房総の竹が横浜に運ばれました。
昭和3、40年代にはいると壁の構造が単純化され、木舞屋は激減しました。
| コテイタ(鏝板) |
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壁材をのせる板で、関東大震災以前はもっぱらハゴイタが使われていましたが、以後ナベブタがしだいに普及しました。 |
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| シアゲゴテ(仕上鏝) |
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土壁の仕上げに使用。 |
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| ヤナギハゴテ(柳刃鏝) |
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仕上げゴテの一種。コテサキが柳の葉の形をしている。ハガネ製。 |
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| セビ |
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材料や道具を高い所に引き上げるときに使用。 |
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| ヒキゴテ(引き鏝) |
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漆喰壁の仕上げに使用。 |
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| ヒラゴテ(平鏝) |
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| カングリゴテ |
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壁の柱の接続部の曲面を塗るときに使用。 |
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| シビツキゴテ |
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| メンヒキゴテ(面引き鏝) |
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柱や壁のカドを仕上げるとき使用。イチョウメンヒキゴテを使うと2本の筋がつく。 |
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| ツメ・テカギ |
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ツメは荷物の運搬に、テカギは漆喰の原料の貝灰の入ったカマスの移動などに用いた。 |
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| クシゴテ |
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下地の表面に筋をつけるときに使用。 |
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| ナラシゴテ |
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表面の仕上げに使用。 |
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| ヌリゴテ |
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下地を塗るときに使用。 |
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| キゴテ(木鏝) |
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下地の表面の高低をならすときに使用。 |
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| サンカクゴテ(三角鏝) |
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タイルを貼ったり、ブロックを積むときにモルタルをつけるのに使用。 |
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| エナガゴテ(柄長鏝) |
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奥の手のとどかぬところを塗るときに使用。 |
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| メジゴテ(目地鏝) |
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タイルの目地を塗るときに使用。 |
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| ササラ |
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目地からはみ出したモルタルを落とす。 |
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| マルゴテ(丸鏝) |
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桃型ゴテの別名がある。 |
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| ウチメンヒキゴテ(内面引き鏝) |
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内側の曲面を塗るときに使用。 |
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