岩見 萌華

 左官職人とは、求められていることを確実にこなさないといけない仕事だと思います。左官はその日の天気などで仕事の仕方が大きく変わるので、臨機応変に対応しないといけないのが左官の仕事だと思います。
 これから左官業界は、人は減っていくけど、逆になくてはならない業種と言う状況になると思います。他の業種とは違い、一人前になるまで時間もかかり、時には自分の勘で仕事をしないといけない場合もあります。これは経験を積まないとできないことです。ですがこれが左官の面白さで他の職種にはないものであり、これから左官職人が増えていく理由になると期待しています。このような左官業界の中でオオタはさらに成長し続ける会社になると思います。自分たちを含め、訓練センターと言う働きながら学べる場所がありこの一年間で訓練センターで基礎を学び、現場で学んだことを見たり、実際にしてみたりと大きく成長できたと思います。左官と言う仕事を詳しく知らなくても入りやすい会社で働きながら学べるという方針が目を引き、自分を含めこれから成長し続ける会社になると思います。
 これから私は、内装専門の左官職人になりたいと考えています。まだオオタは内装系の現場が少なくこれからの内装の現場に行けるように今自分が出来ることは資格取得だと思います。 夢があるにあたり、まずは、10月にあるインテリアコーディネーターの資格取得を目標にし、勉強に励みたいと思います。また住宅の仕事も出来るようになりたいのでタイルの資格だったり取っておきたい資格が何個かあるので、25~26歳までには取れるように行動に移していきたいと思います。
 明日からは、資格取得に向けての勉強もそうですが、6月末にある技能五輪の予選に間に合うように仕上げたいです。そのためには試験台に対して課題としている所が何ヶ所かあります。まずは、その課題がどのようにしたらクリアできるのかを考え、着実に達成していけるように頑張りたいと思います。これから資格取得や試験台、現場の流れ、仕事の仕方など覚えないといけないことが沢山あります。考えるだけではなく、考えたことが行動に移せるように一日一日を無駄にすることなく成長し続けれるように日々努力します。

榊 晶

 自分が思う左官とは、壁や床、階段などを仕上げたり、次の業種の方にまわす前の下地処理を丁寧に行うことだと思います。自分の努力と実力次第で出来る仕事が限られてくるし目感など経験を沢山しないとできないことが多い仕事だと思います。住宅のタイル貼りや階段仕上げは、自分が仕上げたものがそのまま、お客様の目について、喜んでもらえたときはとてもやりがいを感じ、更にやる気を持てる仕事です。
 現代の左官で漆喰を鏝の跡をそのまま残すパターン付けという塗り方がありますが、パターンを付けて塗るのは漆喰をフラットに塗れる人が少なくなってきたため鏝の跡をそのまま残すようになり、このように昔と今では流行や技術の衰えなどもあり施工方法が少しづつ変化してきています。
 左官が他の業種と違う所は、自分で材料を調合して使用していく所で、調合は、その日の気温や天候など様々なことを考え行っていくので、すぐにできるようになる仕事ではないので、ベテランの方も自分達もその時の流行に合った技術を習得していけることにとても期待しています。
 このような左官の時代の中でオオタは自分も含め女性が五人いるので、女性は女性の技術を活かせれる内装など一人一人に合った作業を出来るようになれば全国でもトップレベルになれるのではないかと思います。その為には一人一人が自分は何に向いているかなど自分を分析することが大切だと思います。
 私の将来思い描いている左官職人像は、単純ではあるけどオオタに必要とされる人間になる事です。
その為には来年か再来年までに左官技能士二級とタイルの二級を取り、その二年後に、左官技能士一級と、タイルの一級を取って、今年中にインテリアコーディネーターの資格を取得することです。
 このような夢がある中で自分は何にも行動に移していなく、家に帰ってはずっとダラダラしていたので、今日からは頭で考えている理想像に照らし合わせて、30分でも毎日、勉強をしていきたいです。
今まで何気にやってきた試験も、すべてを丁寧に仕上げていく努力をしていきたいです。

山本 泰誠

 自分が思う左官とは、建設業になくてはならない職業だと思います。マンションなどのコンクリート壁の補修や、一般住宅の外壁など左官が活躍する所がたくさんあります。
しかし今後の左官業界は高齢化していき、左官職人が減少していて衰退していくと思われます。左官は職人になるまでに多くの年数が必要となり、材料の乾きの見方や壁をまっすぐに押さえれるようになるまでにも多くの経験が必要ですぐには職人にはなれないという難しさがあります。ですがそれはメリットでもあります。左官職人が少なくなるということは、職人一人一人の価値が上がります。
 オオタは、左官工の人数では、熊本で一番多く若い人の育成に力を入れていて、若い時からいろいろな事にチャレンジできる魅力があります。人数が多いから出来る工事もたくさんあります。オオタは将来、熊本県外や、国外でも左官工事ができるような大きな会社になって欲しいと思います。
 私の目指す左官職人は、タイル工事や、防水工事、造園工事などができる多能工な職人になりたいと思っています。そのためには、左官技能士、タイル技能士、造園技能士などの資格を取って、職長などの経験をしたいと思います。多能工職人になれば様々な現場で活躍することができ、必要とされるような人材になれます。オオタでは、大山田常務や森崎部長のような人たちが多能工職人であると思います。2人とも左官技能士の1級以外にも、タイル技能士の資格を持っており、住宅のタイル工事もできるので、会社から必要とされます。このように私も、会社から必要とされるような人材になるために、日々試験台の練習や現場での経験を大切にしていきたいと思います。

勇 翔太郎

 私が思う左官の仕事とは、基本的に塗るという仕事が主であると思います。お客様に求められた仕事やお客様がイメージされる物以上にいいものを作ることが必要だと思います。しかし、そのためには技術と言うものが必要です。他の製造業などとは違って、どのような事をする仕事かをある程度覚えたとしても、製造業などでは流れ作業や毎日する事が同じ時もありますが、左官はどうすればいいのかと覚えたり、分かっていても技術がないとできない仕事です。なので職人の仕事と言われ簡単にすぐにできるものではなく、技術を延ばし成長が必要な難しい仕事です。
 今後、左官業界はますます高齢化が進み若手の成長や新しく左官を始める、やりたいと思えるような仕事のアピールが大事になってくると思います。その理由は、始めて数ヶ月ですぐにできるようになる仕事ではないからです。また、高齢化が進み職人が減りつつある中で若手の成長が必要で特に年齢が高い職人さんなどから技術などを少しでも受け継ぐことが大事だと思います。また、もっと左官を知っていただくためにも学校などに行き紹介して、やってみたいと思わせる必要があると思います。
 これからオオタは、もっと若手が増えると思います。建設業界での週休2日は中々ないと思います。週休2日や訓練センターなどいろいろな取り組みにより左官を始める人には環境が整っており始めやすい会社なのでこれからも人が増えると思います。しかし、増えるだけではいけなく競い合い成長し、リーダーシップをとれる人が必要になると思います。
また、自分が目指す職人は、いつどんな状況でも綺麗な仕事ができ仕事を頼まれたときは「できません」「わかりません」ではなく、「任せてください」と、はっきり言える職人になります。社長は掃除を見ればその人の性格がわかる。と言われたように自分は、左官を一年間してその人の仕上げ具合で性格がわかるようになりました。職人の世界では上手下手があると思いますが、それは綺麗な仕事ができる人が上手で、できない人は下手の世界だと思います。
 私は夢に向かって難しい事ばかりですが、ずっと成長し、近々の目標の2級建築施工管理技士の一次試験に合格できるよう毎日1時間でもいいから勉強に取り組み時間を大切に使って行きたいです。明日私は意識を高く持って行動して行きます。今日この作文を書いた事により明日はいつもより身が引き締まり意識を高く持ちどうしたらもっと上手になれるか考える一日になるでしょう。