以前、友人から血液型について、面白いことを聞いた。それは、歴史上世界の聖人と呼ばれる人たちは、血液型のそれぞれ特徴を備えているということだ。それは、一体何か?
マホメットは、O型。キリストは、B型。釈迦はA型。孔子はAB型である。と言うのだ。
もちろん検証しようとしてもできないが、面白い捉え方である。
また、このようにも言っていた。アメリカは、O型社会。日本は、A型社会。インドはB型社会である。では、AB型はどうかと言うと、ユダヤ民族らしい。
そして、世界中が戦争になったら、一番先にいなくなるのがAB型で、その次がA型、そしてB型がいなくなり、最後に残るのがO型である。とも言っていた。
へぇー、そんな見方もあるのか・・・面白いことをいうやつだ。と思っていたら、「あなたの血液型は何型ですか?」と、聞くやつが多くて、血液型って何???と思った次第である。
ただし、この質問、海外に行ったときは、気をつけて欲しい。だって、海外では、『血液型占い』というものがないからだ。
私の知人が、かつて、アメリカで仕事をしていたころ、あるアメリカ人に血液型は何型か聞いたことがある。そして、血液型で性格がわかるということを話したところ、怪訝そうな顔をされたそうだ。アメリカでは、『血液型占い』という概念がないからである。
それは、ヨーロッパでもそうで、日本だけのようである。
ただ、全く血液型が関係ないのかというと、面白いことに、遺伝子のレベルで調べてみるとわかってくる部分がある。
DNAは、A、T、G、Cの4種の塩基から出来ている。遺伝子のレベルで血液型を調べてみると、A型の人は、血液のDNAの片方が突起しており、B型の人は、A型の反対部分が突起している。AB型の人は、両方が突起しており、O型の人は、何も突起していないそうだ。
その血液が、人の全身を回っているから、血液がその人に特定の考え方のくせや行動のくせを作り出しているのかもしれない。あくまでも仮説の部分ではあるが、人は、右脳人間と左脳人間というように、考え方の癖や行動の癖を持っている場合がある。
そして、これまでよく言われてきたように、A型の人は、緻密で規則にこだわり、枠にはまった生き方をするとか、B型は、自由奔放で、個性が強いとか言われる。
そうした部分が、遺伝子レベルで血液が突起していることと関係があるのかもしれないが、AB型の人は、A型の特質を示したり、B型の特質を示したり、ころころ変わるという印象を与えているのかもしれない。
また、O型の人は、AでもBでもなく、いつもニュートラルな状態の人で、こだわりのない人と映っているのかもしれないが、悪く言えば、普段から何も考えていないので、余計なストレスを抱えないでよいのかもしれない。
このように、一見、『占い』と思ってしまうと根拠がないように思えるが、遺伝子のDNAのレベルで捕らえると案外、血液型占いは、当たっているのかもしれない・・・(笑)
また、血液型と性格をDNAレベルで検証出来たら、ノーベル賞ものかもしれない・・・(笑)