会議は踊る、されど会議は進まず・・・

この言葉は、ナポレオン戦争の戦後処理と新たな国際秩序の建設を巡るオーストラリア外相メッテルニヒ主催のウィーン会議(1814~1815)が、晩餐会、舞踏会、音楽会三昧で一向に議事が進行しない様を風刺した言葉と言われています。

あなたが進める会議が、こうしたことになっていないでしょうか?

今回より、会社の中で進める会議のあり方、学校やコミュニティーでの会議のあり方、進め方、PTAや主婦の方が自分たちで開くホームパーティについてなど、幅広く適用でき、なるほど!と、言わせるような内容にしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

ちなみに、今回、第一回目は、・・・

会議の場所を、コーディネートする!・・・についてです。

もし、あなたが、会社の社長であれば、会議室をどのようにコーディネートしているでしょうか?やはり、会議が楽しくなる工夫は、必要です。できれば、天井は、低いよりも高いほうが良いです。高さが240センチよりも270センチ以上あったほうが良いでしょう。また、壁紙は、寒色よりも暖色を使ったほうが良いと思います。

直接照明より、間接照明を使ったほうが良いかもしれず、天井からの照明であっても、LEDライトを使って、露出しなければ、柔らかい光になるでしょう。

スピーカーを使うのであれば、天井にスピーカーを付けると、非常に疲れることを覚えておきましょう。前の演壇の両側にあって、対等なところから音が出るようにして、音質にも気を付けましょう。マイクがハウリングなど起こさないように、注意も必要です。

椅子と、テーブルにも注意を払いましょう。基本的に、四角いテーブルは、議論を尽くすときに適切であり、円満に話をまとめたい場合、丸いテーブルを使うと良いと言われています。

テーブルの色や、椅子の色も、会議室の雰囲気に合ったものにしましょう。白を基調にして、赤やオレンジ、黄色を取り入れても良いですよ。何か、ポップな感じが必要です。決まりきった会議にならないようにしましょう。

創造的な仕事をするクリエーターたちは、非常に自由な空間の中で、会議を開く場合があります。お金に余裕があるなら、北欧の会議用家具などを検討するのも良いかと思います。

いずれにしても、型からでも良いですので、会議を有意義に進めることを考えましょう・・・

2018年1月23日