アイスコーヒー

最近のコンビニで売ってあるアイスコーヒーは、なかなか美味しい。セブンイレブンを始め、ローソンやファミリーマートでも、ひきたてのコーヒーを味わうことが出来る。しかも廉価で・・・私も、近くにセブンイレブンがあるので、朝からサンドイッチとコーヒーをいただくようにしている。建築部は、朝早いが、企画営業部の社員が出社するのは9時だから、その前に朝食である。今の季節、アイスコーヒーを飲むことが多い。アイスコーヒーを飲みながら、今日一日のスケジュールを確認し、事務処理をやっていく。特に、一日外出する日は、朝に事務処理を済ませておかなければ、書類がたまってしまうのである。また、それぞれの社員に指示が必要であれば、メモを書いて、その人のデスクに貼っておく。そのようにして、一日の社長の活動が始まるのである。

このアイスコーヒーを飲みながら、思うことがある。それは、セブンイレブンの事業展開のことだ。50年ほど前に、セブンイレブンが出てきたころ、コンビニは、苦戦をしていた。当時は、スーパーマーケットの時代であり、スーパーのダイエーが有名であり、地元熊本では、寿屋やニコニコドーが店舗展開していた。そんな時代に、定価販売するなんて馬鹿げていると、多くの人は考えていた。「スパー」というコンビニ等が当時、展開していた。

そんな中で、セブンイレブンは、朝7時から夜11時まで店が開いてますよ!と言うメッセージを店の名前にしたのである。当時のスーパーが、朝9時くらいから夕方7時くらいまでの営業時間であったことからすると、画期的なことであった。朝から慌ただしく家を出るサラリーマンにしては、7時から開店しているセブンはありがたかったことだろう。(※セブンイレブンをコンビニの代表的な例として、今回取り上げています。)その後、24時間の営業時間となり、夜中に、若人たちが利用するようになる。また、店のトイレを使えるようにして、ちょっとしたときに客が誰でも利用できるようにした。また、駐車場を拡張して、車で利用する人の便宜を図っていった。さらに、コピーやファックス、オンラインでのチケット購入サービス、そして、銀行のATMサービスまで、導入するようになったのである。お客が増えてくると、商品も定価より安く提供するようになっている。

そして、ひきたてのコーヒーのサービス。朝から、喫茶店に行かなくても美味しいコーヒーが飲めるのである。

人は、最初は、エエッと、思うようなことでも、慣れてくると、それを使うのが当たり前になってくる。セブンイレブンの展開は、人々のハートをつかむ展開の仕方をしている。

以前聞いた話だが、100年企業となっている会社の特徴が、顧客の創造と、付加価値の追求を行っていると言うことだ。言い換えれば、常に新しい顧客を作り出していって、新しいサービスを加えているというのである。そんな、会社が、存続しているのである。

そうであるのならば、経営者は、セブンイレブンなどの経営の仕方に学びながら、長く愛される会社経営をしていきたいものである・・・

今朝も、アイスコーヒーと、サンドイッチを食べながら、書類の確認などをしている。

2018年7月23日