同情しても、同調してはならない!

このアドバイスは、私が若いころに人生の先輩から聞いた言葉である。人は、うまくいってなく、貧乏になっている人ほど、自分の人生がなぜうまくいかなかったのかを理路整然と話す。その時に、同情することはあると思うが、けっして、同調してはならない!と、その先輩は言うのだった。

なぜか、それは、一緒になって、泥沼に入っていくからである。泥んこの水たまりで汚れている人に、その人を助けるために、自分も泥んこになる必要はない。むしろ、警告を発して、その泥んこから抜け出すように、外側から声をかけることが必要である。

うまくいってない人のいうことに、耳を傾けて、必要以上に話を聞くことはない。ある程度で良い。その人がうまくいっていないのは、誰のせいでもない。その人自身のせいである!と言うことを、アドバイスできるかどうかだ! なんでも話を聞いて、「そうだね、そうだね」という人は、必ず、同調して自分も泥んこにはまっていくのである。そんな、間抜けな人になる必要はない。

貧乏になる人、うまくいかない人の共通点を教えよう。

それは、「我が強い」ということだ!どのように現れるかと言うと、私がのが、俺がのが・・・である。

私がしていることは、こうだから、それを支援してほしい・・・と、必ず言う・・・

そして、もっともらしく、理由を付ける・・・その理由に、間抜けな奴は、「そうだね、そうだね・・・」と、同調していくのである。

馬鹿な話だ・・・

そう、同情しても、同調してはならない!

2017年12月21日